平安時代作のお地蔵様
清谷寺には、平安時代作のお地蔵様が安置されています
一木造で、仏像を彫るのに適していない木を使っているので、ご霊木を使ったのではないかと言われています
清谷寺に安置されている、お地蔵さまは、久山町の町指定の文化財になっています
お地蔵様とは?
お地蔵さまは、サンスクリット語で「大地の母胎」を意味しています
お地蔵さまは、お釈迦様が入滅後、未来の菩薩である「弥勒菩薩」が現れるまで56億7000万年の間、私たちを救ってくださるのがお地蔵様です。
閻魔大王の化身
お地蔵さまは、閻魔大王の化身であるともいわれ、一度だけでもお地蔵様に手を合わせると、身代わりとなって地獄の苦しみから救うとされています
また、ほかの仏とは違い、六道を直に巡って、人々を救済を行うとされています
子供を守る?
地蔵菩薩は、弱い人を守るとしてあがめられています
お地蔵さまは、力のない子供達や志半ばで逝ってしまった人を救ってくださいます。
幼子は死後、親より先に亡くなってしまった親不孝の罪のため、三途の川の河原、賽の河原に行き、父母の供養のため、小石を積み上げ塔を作るのですが、夕方、鬼がやってきて子供たちが、積み上げた塔を壊してしまいます
そんな日が来る日も来る日も繰り返されて、苦しみは、終わりは見えません。
そんな時に、お地蔵様が現れて、「私を冥界の父母と思いなさい」と子供たちを救ってくださいます
このことから、お地蔵さまは、子供たちの守り神とも言われています。

永代供養塔「霊應塔」
水子供養
清谷寺では、幼くして亡くなった子供さん、生まれる前に亡くなった子供さんのために、お地蔵様の前で、ご供養をする事ができます。
詳しくは、「清谷寺水子供養」
十一面観音立像
詳しくは「清谷寺、十一面観音立像」