毎日を必死に生き、それでもなお心が限界を迎えてしまっているあなたへ。
今、このブログを開いてくださり、本当にありがとうございます。
誰にも言えない苦しみ、消えてしまいたいほどの孤独を抱えながら、ここまで本当によく耐えてこられました。その辛さは、他の誰にも簡単に推し測れるものではありません。
私ども臨済宗妙心寺派 霊應山 清谷寺(せいこくじ)は、福岡県久山町の大自然に囲まれた静かな禅寺です。日々、仏様に向き合う中で、現代社会の生きづらさや深い悩みを抱える方々の声にも耳を傾けています。
あなたが今、深く苦しんでいるのは、あなたが弱いからでも、悪いからでもありません。少しだけ、臨済宗(禅宗)の教えを通して、あなたの心が軽くなるヒントをお話しさせてください。
1. 今の苦しみは永遠には続かない「諸行無常」
禅の基盤となる仏教には、「諸行無常(しょぎょうむじょう)」という教えがあります。この世のすべての現象は、一瞬たりとも同じ状態にとどまらず、常に変化し続けているという意味です。
今のあなたの苦しみ、絶望、暗闇のような感情も、永遠には続きません。人の心も、状況も、必ず変わっていきます。激しい心の痛みも、時の流れとともに必ず形を変えていくことを、どうか知ってください。
2. 一人で責任を背負い込まない「諸法無我」
もう一つの教えに「諸法無我(しょほうむが)」があります。私たちは孤立して生きているのではなく、無数の繋がり(縁)の中で生かされているという意味です。
あなたが今、死を選びたいほど追い詰められているとしたら、それはあなた個人の問題だけではありません。周囲の環境、状況、人間関係など、複雑な「縁」が重なってしまった結果です。どうか「自分のせいでこうなった」と、一人で全ての責任を背負い込まないでください。
3. 禅が教える「放下著(ほうげじゃく)」:荷物を下ろす
臨済宗(禅宗)の言葉に、「放下著(ほうげじゃく)」というものがあります。「執着や思い込みをすべて投げ捨ててしまえ」という意味の言葉です。
- 強く、正しい人間でいなければならない
- 学校や仕事を辞めてはならない
- 周囲の期待に応えなければならない
もし、こうした思いがあなたを縛り付けているなら、その重い荷物を一度地面に下ろしてみませんか。生きていくために、逃げてもいいのです。休んでもいいのです。何もかもを投げ出して、ただ「息をして生きている」だけで、あなたの命には絶対的な価値があります。
4. 答えを探さず、ただ「今、ここ」の呼吸に意識を向ける
禅では、座禅(坐禅)を通じて「今、ここ」に集中することを大切にします。先のことへの不安や、過去の後悔が頭を巡るときは、静かに深く息を吐き、吸うことだけに集中してみてください。
頭の中で渦巻く「死にたい」という思考は、あなた自身ではありません。ただ脳が疲れて発しているシグナルに過ぎません。まずは考えることを止め、体を休めることを最優先にしてください。
清谷寺から、あなたへのお願い
いま、あなたの心は「死にたい」のではなく、「この耐え難い苦しみから逃れたい(楽になりたい)」と叫んでいるのではないでしょうか。
命を絶つことではなく、別の方法で苦しみから離れる道が必ずあります。当山(清谷寺)もお話を伺うことができますし、世の中にはあなたの味方になりたいと待っている専門の相談窓口がたくさんあります。 [1]
どうか一人で抱え込まず、あなたのその苦しみを、誰かに言葉として吐き出してください。
【ひとりで悩まずに、お気軽にご相談ください】
もし今すぐ誰かに話を聞いてほしい、辛くてたまらないというときは、以下の公的な相談窓口(24時間・無料)も利用できます。
- こころの健康相談統一ダイヤル
電話番号:0570-064-556(対応時間は自治体により異なります) - よりそいホットライン(24時間通話無料)
電話番号:0120-279-338(岩手・宮城・福島からは 0120-279-226) - 厚生労働省 SNS相談(LINEなど)
ウェブ検索で「厚生労働省 SNS相談」と検索すると、LINEやチャットで相談できる窓口が見つかります。