小規模 基準適合施設、せいこく保育園
清谷寺では、社会福祉事業の一環として、基準適合保育施設せいこく保育園の運営をおこなっていることから、保育の一環として、坐禅を取り入れています。清谷寺では、仏教保育を通して、情操豊かな人間形成の基礎を培って自分だけではなく、他人のことも大切に思い考えることができるこどもを育てることを目標としている保育園になります。
年長さんになると、清谷寺の本堂で坐禅、勉強、お参りをします。坐禅をすることで、正しい呼吸をすることができるようになります。正しい呼吸をすることで、精神を安定させたり、感情のコントロールをおこなうことができるようになると言われています。こどもたちは、静かな本堂で坐禅をするので、背中が伸びて自然と姿勢が良くなります。姿勢が良くなることで、自信がつくようになり、心が整うことで、落ち着きがある子どもに育てることができます。また集中力をアップさせる効果もあります。保育園では坐禅や習字・正座などを日常的に取り入れているといった特徴があり、これらはどれも正しい姿勢でおこなわなければなりません。繰り返し姿勢を整えることを意識することで、集中力や自信のつきかたが変わってくるので、1日1度は姿勢を整える機会をこどもに与えています。
またせいこく保育園では、清谷寺本堂で、習字の練習もすることができます。せいこく保育園は、少人数制の保育所になるので、ゆっくりと丁寧にこどもたちに習字を学ばせることができ、丁寧な指導を受けることが可能です。習字は清谷寺の前住職であるせいこく保育園の理事長が指導をおこなっています。お稽古では習字を身につけることだけではなく、清谷寺の本堂に上がる時からお稽古は始まっており、本堂に上がる時に靴をきちんとそろえる作法を身につけさせることができます。「よろしくお願いします」や「ありがとうございました」などの礼節を覚えられます。
またせいこく保育園ではこどもは遊ぶことも大切だと考えており、毎週金曜日の午前中にまつぼっくりスポーツクラブの松藤あそび体操教室の代表の松藤先生から体操を学ぶことができます。松藤先生は、こどもたちの目線に合わせて、たくさん会話をし、一人ひとりの性格や運動能力を把握して、そのこどもの能力に合わせた指導を実施しているので信頼してこどもたちを預けられます。このことからこどもたちも先生を信頼し、楽しみながら運動をすることができます。ドッチボールやバランス運動など幅広い運動をおこなっています。