清谷寺住職挨拶
はじめまして、福岡県糟屋郡久山町にある寺院、霊應山 清谷寺【せいこくじ】住職 柴田 自戒(ジカイ)です。

清谷寺住職
清谷寺は、コストコがある、久山トリアスから、徒歩で10分の所のある禅寺です
清谷寺には、認可外保育園せいこく保育園を運営していますので、せいこく保育園の園長でもあります。
私は、この清谷寺に昭和56年に生を享け、京都の花園大学(仏教学科)を卒業して、臨済宗妙心寺派、万寿寺専門道場で修業、修行から帰ってきて清谷寺副住職を務めて2020年に清谷寺住職に就任しました
これからの活動
私の住職在任期間中の目標としましては、後世の人のために清谷寺本堂建築、そして、仏教とゆう素晴らしい教えを広げ、たくさんの人々の悩みをなくしていける努力をする事です。
その目標を達成するために、認可外保育施設、せいこく保育園、永代供養塔「霊應塔」があります。
歴代の住職、檀信徒の思いを残すために
私は、清谷寺本堂建設とゆう目標をもっています
清谷寺には、平安時代からの地蔵菩薩様、十一面観音様が安置されているように、長い歴史があります
その長い歴史の中で、歴代住職と檀家さん、信者さんが清谷寺を守ってこられました
歴代の人々の思い、信仰の場としての清谷寺を、後世の住職や檀家さん、信者さんに、伝えていけるように、清谷寺本堂建設を目標としています。
清谷寺本堂建設事業の一環として、清谷寺には、永代供養塔「霊應塔」があります。
たくさんの方がお寺に来れるように
永代供養塔「霊應塔」、たくさんの方が清谷寺にご来寺、いただけるように宗旨宗派を問わないとゆう事にしました
永代供養塔に入る入らないは別として、清谷寺まで来てくださった方と、いろいろな話ができるので、永代供養塔を建設して良かったと感じています。
清谷寺の永代供養塔の名前の由来は、「霊應山 清谷寺」の山号からいただき、石碑の霊應山の字は、先代の住職柴田昭道の書いた字が彫ってあります。

永代供養塔「霊應塔」
寺小屋のような、お寺の保育園(せいこく保育園)
せいこく保育園は、私が副住職の時に先住職、柴田昭道が、清谷寺の社会福祉事業の一環として、せいこく保育園を開園しました。
仏教保育は仏教の精神を理想に掲げ、実践を通じて身につける保育のことを指します。
情操豊かな人間を形成する基礎を培うもので、自分を大切にしたり他人のことも思いやれる子供を育てることを目的としています。
福岡県の粕屋郡久山町にあるせいこく保育園は、坐禅や習字、合掌といった取り組みを実践している保育園です。
坐禅は正しい姿勢を身につける取り組みで、静かに座ることができる集中力が養われます。
体の使い方と呼吸を整える方法が分かりますから、落ち着きのない子供も実践することで落ち着きが見られるようになります。
習字は硬筆を使う本格的なもので、こちらも集中力を養い、丁寧に文字を書く大切さと技術を学ぶことができます。
ただ筆を持って字を書くだけではなく、せいこく保育園では靴を並べてから本堂に上がり、よろしくお願いしますの挨拶で習字の稽古が始まります。
終わった後はありがとうございましたと感謝の気持ちを口に出すことで、礼節を覚えることができるわけです。
せいこく保育園は少人数の保育所なので、1人1人に指導が行き届きますし、静かに集中できるので習字の練習にもってこいです。
合掌は感謝の気持ちを覚え、実践する為の保育で、相手を敬ったり感謝に意を示す方法を体で覚えることができます。
食事の際に手を合わせる意味や誰に対しての行動なのか、どういった気持ちで手を合わせるべきかなどの理解が深まります。
そして感謝の気持ちを言葉にして口に出して示すことで、優しい心が育まれることになります。
仏教保育は決して宗教的なものではなく、日本人であれば生活の中で自然と身につくことが少なくないです。
しかし、現代では仏教に由来する習慣が薄れており、手を合わせて感謝の気持ちを口にすることも減っています。
そんな中でせいこく保育園が実践している仏教保育はまさに、現代人が忘れ掛けている日本人の心を思い出させるものです。
あらゆるものを吸収して成長する子供は、大人になってからも役立つ物事の考え方、習慣が実践を通して身につきます。
坐禅にも習字にも合掌にも1つ1つ意味があって、その意味を実践しながら気がついたり、理解できるのが、せいこく保育園の仏教保育です。
感謝の気持ちが素直に表せる子供は、周りの人達から好かれますし、それが回り回って自分に返ってきます。
だからこそそうした気持ちが表現できたり、他人を思いやれる子供に育てることを目標としています。
写真活動を通して
せいこく保育園が、認可外保育施設とゆう事もあって、不安に思われる方が多く、不安を取り除くため、せいこく保育園の日常生活を写真で伝え、保護者の方が安心できるように、Instagramにせいこく保育園のページを開設し、写真活動をしています。
同時に、清谷寺、Instagramページを開設し、悩める人たちが、坂村親民さんの詩や中村天風さんの詩に巡り合い、心の支えとなってくれればとの思いから投稿を継続しています
清谷寺での作庭や、精進料理なども掲載しています
清谷寺本堂が建設出来たら、精進料理を食べていただく場も設けたいと考えています。
住職の活動は、自戒住職の活動ホームページに記載しています
目標は
目標は、自分の行動を考えていくための基礎でもあります。
くじける時もあります、うまくいく時もあります、でも、その波が生き甲斐になります。
うまくいっても奢りたかぶらず、失敗しても皮肉にならず、自分自身を、整えていくことが、仏教のおしえであると考えています。
人生は修行です、自分自身を修養しながら精進していきたいと思います

永代供養塔「霊應塔」